【将棋ウォーズ】ウォーズ4級の初心者が語る!超初心者におススメの奇襲戦法・囲い
藤井颯太四段の活躍によりプチ旋風を巻き起こしている将棋界。
そんなブームに乗っかり、最近将棋にどっぷりハマっている超初心者の私の指し手をご紹介します。
超初心者なので決して参考になるものではありません。
ただ初心者なりに試行錯誤して色々試した結果、将棋ウォーズで言うところの4級~3級までの相手ならば比較的に勝率が高い手法です。
指し手によって多少の変化はありますが、正直基本の形だけ覚えてしまえばあとは臨機応変に対応できます。棋力云々の前に、いつも先手を打たれて負けてしまう初心者の方は覚えておいて損は無いでしょう。
初心者殺し
先ずは初心者殺し、所謂『奇襲戦法』のご紹介です。これらの戦法でやられた時の悔しさは普通に指した時の何倍にも膨れ上がります。
相手の駒と同時にメンタルもそぎ落とすことがあるのであまり褒められたものではありませんが、これらの手法もれっきとした戦法です。
ですが、通用するのは飽くまで初心者まで。ある程度の棋力がある方と対戦するときにはそれなりに苦戦を強いられます。(というか単純に戦法だよりになると頭打ち)
筋違い角
先手番で相手角道を開けたら発動。
相手の角道が開いた瞬間に角交換、怒涛の4五角打ち。この瞬間相手は一瞬止まります。そして後手番はだいたい3三銀、6二飛車、6二銀、を打ってくるので、その時に一歩得又は一歩+馬を作ることが可能という寸法です。
初心者同士であれば、序盤にこれだけ大きな差を作ることができれば上等でしょう。
3切れや10秒将棋でこの戦法を使うと、相手は怯んで思考停止することも。
因みに私はこの戦法で3切れで9連勝しました。嫌な奴ですね。安心してください。その後上位者にぼっこぼっこにされましたから←。
鬼殺し
先手番で序盤から桂馬を跳ねていく手法。
厨二心を擽る名前のこちらの戦法は、防御無視の超攻撃型です。対策を知らない初心者は常に後手に回ることになります。
一度覚えてしまえばまさに初心者殺しの筆頭戦法ですね。
囲い
続いて囲いについてご紹介します。囲いに関しては多種多様で、振り飛車、居飛車によっても多数の変化があり相手の戦法によっても相性があるものが多いです。
先ほどの奇襲戦法とは異なり、ジッと陣形を整えてから戦が始まる。といった将棋本来の楽しみ方が見出せるかもしれません。
その為初心者からしたらなかなか難しい分野ではありますが、とりあえず押さえておきたい囲いについてご紹介します。
矢倉囲い
将棋の基本とも謂われる『矢倉囲い』
この形を覚えておけば、『総矢倉』『片矢倉』『矢倉穴熊』etc…
様々な陣形に派生させることができます。囲いに関してまずは矢倉囲いをマスターするといいかもしれませんね。
個人的には『矢倉囲い』を知って初めて『将棋』を打てたような気がします。
初心者が将棋をもっと好きになるための囲いですね。
- 居飛車時に使用
- 玉上部が手厚い
- 多様な変化に対応
美濃囲い
横からの攻めに強いことから、対居飛車に於いて如何なく実力を発揮してくれます。又、この囲いを採用するときは振り飛車にすることが基本とされています。
居飛車なら『矢倉囲い』振り飛車なら『美濃囲い』というような覚え方をすると良いでしょう。
- 振り飛車時に使用
- 横の攻撃に強い
- 手数が少なく組める
まとめ
単純に初期の段階で勝率を上げたいのであれば初心者殺しの奇襲戦法は非常に優秀です。しかしある一定のレベルに達すると、どうしても棋力の差で負けてしまいます。
やはり囲いをしっかり覚えてから徐々に地力を上げていく方が将棋をより楽しめるような気がしますね。
私は、最近は専ら『矢倉囲い』を採用しています。最低限の枠組みを抑えてからは将棋が何倍も面白くなりました。
超初心者の方は是非参考にしてみてください。