【ウォーキング・デッドシーズン8】救世主相手に緒戦勝利!ウォーカーはもはや生物兵器だった【第一話感想】

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出典;『ウォーキング・デッドシーズン8』

 

10月23日よりFOXチャンネルにてリアルタイム配信をスタートさせた大人気海外ドラマ【ウォーキング・デッドシーズン8】

 

第一話を終えて、まずはニーガン率いる救世主に完封勝利を納めたといったところでしょうか。唯一の汚点はゲイブリルが囚われてしまったことですが。

また、ラストシーンではリックの未来を描いたような意味深な描写で幕引きとなりました。

その辺りも踏まえながら、シーズン8第一話感想、考察を。

 

 

 

緒戦完封勝利

ウォーカーを救世主の本部にぶつけることがこの作戦の肝の部分でした。その為に陽動部隊と実働部隊の二手に分かれ、見事な連携で勝利を獲得することが出来ましたね。

それぞれの役割とメンバーを整理します。

実働部隊

主要メンバー

POINT!
  • リック (アレクサンドリア代表)
  • マギー (ヒルトップ代表)
  • エゼキエル (キングダム代表)
  • ゲイブリル
  • アーロン
  • イーニッド
  • 他コミュニティ住人

実働部隊は救世主の本部でニーガンと直接交渉、対決を担う重要な役割があるだけに、各代表と多くの人数を割いていました。

結果的に交渉は決裂、救世主側は意表を突かれて一方的に銃撃を喰らう羽目に。 今回の作戦でマギーがヒルトップのリーダーであることが証明された意味でも大きな収穫があったと言えるでしょう。

陽動部隊

POINT!
  • ダリル
  • キャロル
  • モーガン
  • タラ
  • etc

対する陽動部隊は少数精鋭。ダリル、キャロルの暗殺部門でピカイチの能力を有する二人と、救世主に仲間を殺されて覚醒したモーガン、オールラウンダーでなんでも器用にこなすタラという完璧な布陣。

 

役割は、大量のウォーカーの群れを救世主の本部に誘導すること。

作戦が功を奏し、見事大量のウォーカーを救世主本部にぶつけることに成功、崩壊させることができました。

正直救世主との本格的な戦いが始まるであろうシーズン8第一話にしてここまで差が付くとは思いませんでした。 

ウォーカー=生物兵器

人間たちが恐怖するのはウォーカーではなく、対人間である。という含みをシーズン通して描かれていましたが、顕著に表れたシーンだったように思います。元々それがこの作品の裏テーマでもありますが。
 
ウォーカーが人間に利用されて戦争の道具にされるとは…シーズン1時点で誰が予想したことでしょう。大量のウォーカーが救世主の本部になだれ込む様はとても爽快に描かれていました。
 
数で劣っていると侮っていたニーガンに対して、ウォーカーをうまく利用することで一泡吹かせることに成功。
 
流石のニーガンですら、多少の動揺を隠せていないようでしたね。
しかし今回、この作戦はうまくいきましたが二度目は通用しないでしょう。今までリックたちを甘く見ていた救世主側も、これを機にいよいよ本腰を入れて戦いに備えてくる様子でした。

リックの回想の意図とは?

作中、要所要所で挟まれたリックの未来描写について。成長した娘とミショーンと和やかな空間が描かれています。
娘の年齢から推測するに、5~6年後の世界でしょうか。すべてが終わった後のような平和な世界です。
 
しかし、時折フラッシュバックしたかのように焦燥したリックの表情が映されます。
 
これは【シーズン7第一話】に似た印象を受けました。ニーガンにグレン、エイブラハムを殺された後に連れていかれたキャンプカーの上で回想するシーンです。
 
予期せぬ事態を思わせるような、視聴者に不安を煽るような演出ですね。
 
後々明かされることになるでしょうが、おそらく今後ニーガンに一本取られてしまう展開が予想されます。
そして、リックが想像する幸せな未来はリックの求める世界に過ぎず、本来は残酷な未来が待っていることを暗に示しているのかもしれません。
 
その辺りも今後どうなるのか非常に楽しみです。
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