【ウォーキング・デッド シーズン8】シヴァの死…どうなるエゼキエル!?【第四話感想】
シヴァーーーー!!
第四話はエゼキエルを主体に描かれていました。まぁ第三話のラストからしたら当然ですが。
キングダムの戦力はほぼ壊滅。残ったのは負傷したエゼキエルと側近ジェリー、そして『最終兵器未亡人』我らがキャロルのみ。あれだけ大手を振って鼓舞していたエゼキエルも完全に戦意喪失してしまいます。
そしてついに
アレクサンドリア/ヒルトップ/キングダム
三大勢力の一角が崩れ始めました。
リック&ダリルの働きによりエゼキエルチームの『銃を奪還する』という任務は果たされましたが失ったものがあまりに大きかった戦いですね。
そのあたりも踏まえながら感想/考察をば
キャロル メタルギア過ぎる
あれ?キャロルいつの間に侵入してたん??というかスネーク過ぎるんだが
舞台/BGM/演出すべての要素がメタルギアシリーズに酷似していましたね。同作品ファンの私としては非常に見ていて面白かったのですが…なんだろう、ウォーキング・デッド感が薄かったですね。
一般人が荒廃した世界で生き抜くサバイバル作品だったはずが、もはやキャロルという主人公補正バリバリのキャラクターによるアクション作品になってしまいつつあるというか…。正直キャロルの無双っぷりにはそろそろ『無理あるだろ…』と言わざるを得ない。
今回も類に漏れず、敵基地に単身潜入してまず4人を瞬殺。その後5対1の圧倒的ピンチの状況をなんなく突破。
『最終兵器未亡人』で映画化決定ですわ。とは言っても安定感のある見所満載の仕上がりでしたけどね!
エゼキエル王 失脚か!?
出典;ドラマ『ウォーキング・デッド』シーズン7
エゼキエル最大のピンチに現れた救世主側の謎のメガネ男子。如何にも『僕、かませキャラです。』というような風貌のその男に連行されているときに、エゼキエルは王として生きてきた自分の存在を全否定されます
この発言に視聴者ぼく思わず拳をグッと握る。
エゼキエルは王を演じているだけで決して自己陶酔に浸っているわけではありません。すべてが崩壊したこの世界で生き残った人々の希望になるため、自らをアイコンとして買って出ただけです。
しかし、自らの責任で多くの犠牲を出してしまい、メガネ男子にそのことについて言及されていよいよ荷が重くなってしまったのでしょう。すべてを投げ出そうと自暴自棄になってしまいました。
キングダム帰還後も住民と触れ合うことなくそそくさと行ってしまいましたね。今回の失策やシヴァの件のこともあり、今後のキングダムの動向が非常に気になります
シヴァの死
出典;ドラマ『ウォーキング・デッド』シーズン7
今回の見所と言えば何と言ってもシヴァの活躍です
先述の通り王であることを放棄して、足手まといになると半ば自暴自棄になりながらキャロルとジェリーを突き放すエゼキエル。そんな主人の絶体絶命のピンチに突如として現れ、ウォーカーの群れに飛び込むシヴァ…
こんなパターンもあるんかい!!(号泣)
動物モノは元々弱いのでこれは食らいました。果敢に立ち向かいながらも徐々にウォーカーに囲まれていく様が見ていられませんでしたよ。
一度助けられてから健気に主人のために働き、最後は主人を守るために犠牲になる。エゼキエルも本心から助けに伺おうと試みる。
なんと素敵な主従関係なんだ!
シヴァの損失はデカい
シヴァを失ったのは単純に戦力だけではなく信用面でも大きな損失です。
今までエゼキエルはシヴァを連れていることで人々の関心、興味、そして信用を得ていました。初めて会った王と名乗る人間が虎を従えてたら誰だって『こいつはすげぇ奴だ…』と思いますからね。
ましてあの世界です。シヴァの持つ求心力効果は絶大でしょう。シヴァは今後コミュニティを発展させていくうえでも大きな役割を担っていたんですね。
それほど絶大ないわば『武器』を失ったことはエゼキエル、ひいてはキングダムにとって非常に大きな損失でした。
まとめ
相変わらずのキャロル無双でしたね
そしてリック&ダリルの活躍はいつも通りカッコイイ。シーズンを通して新しい登場人物が多くなってきましたが、やはり最初期から共にしている仲間たちの活躍は一線を画していますね。
というか見ていて安心感がある。
キャロルは多分今後も死なないだろうな。と勝手に思っています。
今回はエゼキエルを主体に物語が進行しましたが、次回はどこに焦点を置いて物語が進むのでしょうか。武器も奪還していよいよ聖域がピンチですよね。
ということは、そろそろ救世主側が描かれるのか?そして捕虜になったゲイブリルの登場でしょうか。胸熱!
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