【ウォーキング・デッド】衝撃的な死を遂げたキャラクターランキング!!【号泣不可避】
大人気海外ドラマ『ウォーキング・デッド』
SFパンデミックホラー作品の金字塔とも名高いこちらの作品ですが、とにかく仲間が死ぬ。死ぬ。死ぬ。
1人1人のキャラクターがとても魅力的で思い入れが強いだけに、そのあまりにも唐突に、そして衝撃的な死を遂げるシーンには毎回言葉を失います…。
今回はシーズン1~シーズン7までの主要キャラクターの死亡シーンから、個人的にインパクトが強かったシーンをランキング形式でご紹介します。
(※飽くまで個人的なランキングです。他ネタバレを多分に含みます。ご了承ください)
10位 エイミー
(出典:『ウォーキング・デッド』)
主人公リック属するグループの最初の犠牲者であり、本作に登場する主要人物の最初の犠牲者。(シーズン1:第4話)
物語序盤で死を遂げることからあまりキャラクターに思い入れも無くインパクトも小さいですが、本作の最初の犠牲者ということでランクイン。
9位 Tドッグ
(出典:『ウォーキング・デッド』)
所属グループ唯一の黒人枠ということで、メルルから軽く蔑視されたり自分でも多少コンプレックスを抱いているようでした。
そのせいか、序盤では『自分は周りから臆病者と思われて期待されていない』と自己嫌悪に陥っていましたね。しかし、自分に対して悪態をついたメルルを助け出そうと試みたり、救えなかったことを後悔したりと根はすごくいい奴。
序盤こそ見た目倒しで頼りにならない存在だと思っていましたが、彼の最期はとても勇敢でした。彼が居なければキャロルは死んでいたでしょう。そしてキャロルが居なければリック含む主人公一同は全員葬り去られていたでしょう。
8位 デール
(出典:『ウォーキング・デッド』)
グループ最高齢で、最期まで社会性/人間性を捨てなかった立派なお方。グループの潤滑油的な存在として、仲間同士のトラブルをうまい具合に収めていた彼。
アンドレア姉妹のことを心配する様子や、グレンに車の整備を教えたりと戦闘面以外でも大きな役割を担っていました。
そんな彼は最後まで自分のポリシーを貫き通しこの世を去ります。この世界に於ける最後の良心だったようにも思いますね…。
カールぇ…
7位ベス
(出典:『ウォーキング・デッド』)
『なっ!何をするだァーーーッゆるさんッ!』(拳を強く握る)
あまりにも突然の死でした。父の死を受け入れる間も無く、姉であるマギーとも生き別れてしまった中で魅せるダリルとの逃避行劇では、どこか少女のようなあどけなさを持ちつつも、現実を受け止めようと努力するなんとも切ないものがありました。
初めてお酒を口にしたときに、なんだかんだダリルとしっかり向き合えた瞬間が仲間と過ごす最後だったと思うと切なすぎるわ!
ダリルとはぐれた後も一人懸命に生き永らえ、やっとの思いで仲間と再会できたのに…。マギーの心情を考えると胸が痛い。
6位 ソフィア
(出典:『ウォーキング・デッド』)
『アッ!!』
って感じですかね。ベスとはまた違った衝撃でした。シーズン2を通して物語のキーを握るのがソフィアです。彼女を探すために行動した結果、農家で安寧のひと時を得ることができました。
しかしまー見つからない。ダリルが一生懸命探してくれている姿に、キャロルママ思わずキュンキュンしますが一向に消息を掴めません。
シェーンと視聴者を筆頭に『正直もうソフィア良くね?はよ次いこーぜ』派と、キャロルとダリルを筆頭に『いや、手がかり掴んだし。まだ探すし。は?なんだし。』派で意見が分かれ、グループ分断の危機。
そんなときに申し訳なさそうに登場する『ソフィア』…。このラストシーンは衝撃的でしたね。
5位 タイリース
(出典:『ウォーキング・デッド』)
やまおとこかな?いわポケモンを巧みに使いこなしそうな彼はとても心の優しい人間です。
デールとはまた異なった思想の持主で、彼はデールのような『人間としてあるべき姿』を追求する高尚な信念を掲げているわけではなく、ただただ殺人行為を好ましく思わない善人の塊みたいな人です。
刑務所から逃げたときのスタメンがジュディス(赤ちゃん)とリジー姉妹(10歳~12歳)という絶望的なメンツのなかで、しっかりジュディスを親元に送り届ける責任を果たします。
そんな彼の最期は突然やってきましたね。死の直前にあのように長々とした走馬燈を描写したキャラクターは彼以外居ないのではないでしょうか?
それ故にとても印象に残ったシーンでした。彼の死に際は『幸せそうだった』というと語弊がありますが、あの世界に適応しきれなかった心の優しい彼の最期にふさわしい穏やかなものだったのではないでしょうか。
4位 ローリ
(出典:『ウォーキング・デッド』)
このブログでも何度か言及していて世間的にも『嫌な女』というイメージが強い彼女ですが、死の直前に見せる『母』の姿には心を揺さぶられるものがありました。女性って強いんだな~。と。
あとはやはり、彼女の死に対するリック親子の心情を考えると辛いですね。個人的には、ローリが死んだあたりがこの作品の最も暗い部分だったと思います。
リックも精神的におかしくなってしまい、作品全体がどんよりしていてちょっと見てるのがしんどかったかなぁ。
という意味も込めて第4位。
番外編
ベスト3に行く前に、惜しくも(全然惜しくない)トップ10入りを逃しましたが、とても印象的だったキャラクターたちのご紹介です。
どうでもいい方はスルーしてください。
番外編 ガバナー(総督)
(出典:『ウォーキング・デッド』)
ウッドベリーの統治者であるガバナーことフィリップさん。表の顔はとても気さくで、その巧みな話術で町民の人心を掌握する術に長けている良い市長的存在。
しかし、裏の顔は目的の為なら手段を厭わない冷酷非道な総督で、二面性を兼ね備えた彼は宛ら某人気漫画のスナスナの実の能力者を彷彿させますね。
主人公一行が、ウォーカーとは異なり初めて人間同士で争うことになるコミュニティを率いるリーダーとして登場します。
当初は残虐非道な彼のやり方に納得できませんでしたが、総督の地位を失脚したあとに出会った、娘と同じくらいの子に親心を重ねる姿に好感度ガン上げです。
その後、改心してリック達と協力するのかと思いきや…。いずれ死ぬとはわかっていましたが、あのような演出を用意した製作者サイド、ずっちぃーなぁ!!
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番外編 ハーシェル
(出典:『ウォーキング・デッド』)
過去、この世界に於いてこれほど『できた人間』が居ただろうか。マギーとベスの父であり、リック率いるコミュニティの父でもあるハーシェルの死には胸を打たれました。おじいちゃんっ子の僕からしたら、デールやハーシェルのような老人が死ぬ姿は苦しい…。
ガバナーに人質として捕らわれた時点で薄々気づいていたものの、やはりそのシーンには思わず『ヒェッ』と小さい悲鳴を溢していました。
番外編 ノア
(出典:『ウォーキング・デッド』)
ニコラスマジコロス
今後、街のために壁の設計や建築について勉強して『ここからすべてが始まる。』と意気込んでいた矢先の出来事。
きっちりフラグ回収しやがりました…。この時のニコラスの屑っぷりが半端ない。保身のために嘘を付いたり、グレンを手に掛けようとしたり…僕の中でローリを超えました。
あとは何と言ってもあの死亡シーンは作中屈指の衝撃でしたね…。絶望あんど絶望。
「じゃあランクインさせろや」って感じですけど、なんだろう。別格というか、特別賞的な立ち位置です。
番外編 メルル
(出典:『ウォーキング・デッド』)
ダリルの兄として登場する元軍人シャブ中。性格はひん曲がっていてとにかく下品な男。しかし、類まれ無い精神力と強靭な肉体で幾多の逆境を乗り越えてきた強者でもあります。
グレンをボコボコにしたり何かと嫌味を言う奴でしたが、彼の最期で一気に評価が変わりました。
『終わり良ければ総て良し』を体現したような男です。
以下ランキングに戻ります
第3位 リジー姉妹
(出典:『ウォーキング・デッド』)
衝撃的と言えばこの姉妹ですね。刑務所にいたときにも時折見せていたリジーのサイコパス感がとうとう表に出てしまったような印象です。
妹想いでウォーカーにも屈しない強い心の持ち主と思っていましたが、完全に裏切られましたね…。幼いながら父の死を目の当たりにしてしまったことも影響しているのでしょうか。ウォーカーは友達というように、現実から目をそらしてしまっているようにも見えます。
リジーが血だらけのナイフを片手に立っている姿は作中でもトップレベルの衝撃。
そしてキャロルに殺される寸前まで自分の過ちに気づかずに泣きわめく彼女がとても可哀そうでした…。
第2位 シェーン
(出典:『ウォーキング・デッド』)
悲劇としか言いようがありません。なぜこんなことになってしまったんだ…。あれだけ頼りになる存在だったシェーンがローリの存在で狂っていく様は見ていてとても辛い。
最期の夜、リックと対峙したときにもう一度やり直せると思った暁の出来事でした。親友同士で殺し合いさせるローリ悪女すぎひん…?まあシェーンの計画によるものだったけど。
シェーンの死はリックの成長に大きく関わっている要素の一つであり、とても印象深かったですね。
第1位 グレン&エイブラハム
(出典:『ウォーキング・デッド』)
ぶっちぎり一位はこの二人です。今思い出しても魂が抜けるというか、放心してしまう。辛いとか悲しいなどの次元じゃなかったですね。
特にシーズン1から主要メンバーとして多くの仲間のピンチを救ってきたグレンが、まさかあんな呆気無く無残にも葬られるなんて…。
父を失い、妹も失い更には旦那まで失ってしまったマギーの救いが無さ過ぎや…。
殺されることが決定した後も命乞いせずに歯向かうエイブラハムの姿勢は勇ましく、ただマギーのことだけを想っていたグレンの純愛も素敵でした。
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まとめ
書いてて思ったけど、こういうランキングってどうなんでしょ。キャラクターすべてに個性があって思い入れがあるだけに、こういった形式は相応しくないかもしれませんね…←。
今や、あれだけ嫌っていたローリですら愛おしいキャラクターのひとり。人が死に過ぎてメンタルが崩壊してしまいそうですが、それを差し引いても作品として非常に魅力的でついつい見入ってしまいますね。
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