【体験談】歌舞伎町で起こる‘‘非日常的”なよく見る光景とは?

アジア一の繁華街と謂われる歌舞伎町で三年過ごした僕が、実際に目の当たりにした非日常についてご紹介します。

 

世界的に日本は治安のよい国と認知され、日本で生まれ育った皆さんもそれを当たり前のように享受してきたと思います。僕も日本生まれですが←

 

今回はそんな日本の非日常に触れる

 

‘‘the untouchable field”

 

歌舞伎町の日常について見ていきましょう。

(カッコイイ…)

※内容に関しては完全に主観に基づいています。又、遭遇率については『普段の日常生活に置き換えた場合』の指標です。飽くまで適当に当て嵌めたもので参考にはなりません。くれぐれもご了承ください。

 

 

吐しゃ物=鳩のエサ

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遭遇率:道端にある煙草の吸殻

先ずは比較的日常的な風景から。

歌舞伎町に限らず、地方の繁華街や都内ではよく見る光景ですが、歌舞伎町では日常の光景です。

年間吐しゃ物ランキングで渋谷と良い勝負でしょうか。次いで六本木ですか。

歌舞伎町に鳩が群がる原因もエサが豊富なことが由来していると思われます。

ドブネズミ

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遭遇率:道端に捨てられた空き缶

ネズミを想像するとき、ハムスターのようなキュートなものやハツカネズミ等実験用マウスを想像しますが、歌舞伎町に潜むネズミは正に‘‘ドブネズミ”。

サイズは一回り大きく、薄汚れています。

 

道で女性が悲鳴を上げていたら、だいたい近くにネズミがいる証拠です

驚くのがその遭遇率。意外と頻繁に目にするんですよね。一度、飲食店の周りに群れをなして行軍しているドブネズミを見たときは、普段見慣れている僕でも流石に鳥肌が止まらなかったですね…。

殴り合いの乱闘

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引用:ジョジョの奇妙な冒険4巻/荒木飛呂彦

 

遭遇率:財布の中に500円玉が二枚あったとき

ネット上で見るストリートファイトが生で見れます。ガチンコファイトクラブが可愛く見えるレベル。よく揉めているのはキャッチと外国人

次点でやくざ風チンピラ同士ですかね。一般人がリアルファイトしているのは、極稀です。

 

外国人専用のキャッチを生業としている方がいるのですが、その方々は頻繁に揉めていましたね。やはり血が騒ぐのでしょうか。

他にも深夜帯に顔面血だらけで唸っているチンピラの周りを素通りする人たちを見て、『この町こわい』と素直に感じました。(小並感) 

失禁(おもらし)

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遭遇率:二打席連続フォアボール

まあ歌舞伎町=飲酒ですので、やはり時間が深くなればなるほど泥酔者はゾンビの如く街を彷徨います。

 

比率としては、

男性:女性  2:8

ですね。

泥酔者という観点で言うと、昼間勤めの男性は基本的に0時を過ぎればあまり見ませんね。やはりホスト通いの女性が大半を占めます。

 

ホストクラブの営業終了と共に一斉に放たれた女性たちは各々帰路に着いたり、バーに梯子したりするのですが、たまーに終電逃したのかタクシーに乗車拒否されたのかなんなのか…。

泥酔した女性が不死鳥のごとく、失禁しながら歌舞伎町に舞い戻ります。 

黒人のゲイにナンパされる

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遭遇率:黒人のゲイにナンパされるくらい

生きてきた中で一番の恐怖体験です。文字に起こすと面白いですね。

‘‘黒人”‘‘ゲイ”‘‘ナンパ”

パワーワード過ぎる…。

 

まあこれは滅多に遭遇することはないと思いますが、ありえない話ではないですね。

僕のケースだと、深夜1時ごろ待ち合わせのため大通りから少し外れた人気の無い路地にいるときでした。

携帯をいじっていたのですが、視界の端で一人の黒人がこっちを見ながら目の前を行ったり来たりしているのが伺えます。2往復くらいでしょうか、その後こちらに近づいてきて、

オニサン、ゲイ?オニサン、ゲイ?

と言いながら腕を掴んできます。

 

見た目はボブ・サップのようなパワータイプではなく、割と細身で、すぐ刺してきそうな所謂テクニカルタイプ。

一度そういう思考が過ると、異国人という点と土地柄/時間帯からもうそうとしか思えません。

 

震えながらも

NO…NO…。

と拒否の姿勢を見せます。傍から見たら外国人が日本語で、日本人が英語喋っている不可思議な光景。

少し強めに『NO!』と言うと

僕の意図が伝わったのか、シュン…とした表情で次なるゲイを求め夜の街に消えていきました。

その後、合流した相手に事の経緯を説明したのですが、ゲイに間違われた悲しみと怒りと恐怖で、僕の壊れるほどの感情は1/3も伝わりませんでした。

 

とまあやはり緩急を付けることは大事ですね。意表を突かれたのか、素直に諦めてくれましたしね。チェンジアップ恐るべし。

 

あー怖かった。 

オカマ/ニューハーフ

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遭遇率:野良猫と出会うくらい

オネエの聖地とされる新宿二丁目やゴールデン街の近くという点と、歌舞伎町ということもあり朝方仕事終わりのオネエに遭遇します。

 

先ほど黒人のゲイにナンパされたのが一番の恐怖体験と言いましたが、正直酔っぱらったオネエ集団が一番怖いです。

彼女たちは世の中の酸いも甘いも経験しているので、怖いもの知らず。飲み屋でいきなり下腹部に手を入れらたのは良い思い出です。(泥酔)

まとめ

なんか歌舞伎町のネガキャンに成りかねないので、最後にフォローしておきます。

歌舞伎町はなんだかんだ楽しい街です。

それこそ僕が体験したほんの3年間よりも、もっと長い間歌舞伎町に精通している方も大勢いらっしゃるでしょうし、それが物語っていると。

 

なんの魅力もない街が長い間日本の、ひいてはアジア一の繁華街として繁栄していません。

今となっては黒人のゲイにナンパされた話も良い酒の肴です。経験こそ人の厚みを形成する最たる要因であると言えますからね。(唐突ないい話感)

おわり