【不思議の谷】20代トラウマ、ポピーザぱフォーマーって知ってる?【他2作品】
どうも、ふりーたーです。唐突ですが、皆さん誰しも様々なトラウマを抱えていると思います。今回ご紹介するトラウマというのは、幼少期に何気なく見ていたアニメーションやCMに関するものですが、その中でも20代の方にとってトラウマであろう作品をご紹介します。
ポピーザぱフォーマー
2000年春から、キッズステーションで放映されていたCGアニメーション作品。
過激な内容もさることながら、独特のCGにトラウマを覚えた方も多いのではないでしょうか。
ブラックユーモア溢れるサイレントコメディですが、なぜこの過激なアニメがキッズステーションで放映されたのかは謎です。
どう考えても子供向けではないですよね。内容が過激すぎて放映できなかった回もあるようです…。
トイストーリー
1995年公開、言わずと知れたピクサーが世界に誇るCGアニメーションの金字塔です。初の長編フルCGアニメーションとして話題になりましたね。
とても可愛らしいおもちゃたちを主役に据えて織りなすストーリーは、子供から大人まで幅広い層にヒットして続編も制作されました。
しかし、トラウマを呼ぶシーンもありました…。
近所の悪ガキ、シド・フィリップスにバズが捕まってしまい、ウッディたちが助けに行くシーン。
シドの部屋で出会う無残なおもちゃたちの姿にトラウマを覚えた方も多いようです。
ごはんがススムくん 味の素
こちらはCMですが、ごはんを食べているススムくん?がいきなりCGになったのがビックリしてトラウマへ。CG作品は自ら視聴しなければ良いのですが、CMに関してはいきなり流れるので避けては通れません。
商品が商品なので、主に夕飯時のゴールデンタイムに放映され多くのちびっこにトラウマを植え付けたCMです。
なぜCGがトラウマになるのか
以上の3作品に共通しているのはすべてCGということですが、なぜCG作品はトラウマになるのでしょうか。
それは不思議の谷現象と呼ばれる現象に起因します。これは1970年、ロボット工学者森政弘が提唱した議論です。
外見と動作が「人間にきわめて近い」ロボットと「人間と全く同じ」ロボットは、見る者の感情的反応に差がでるだろうと予想できる。この二つの感情的反応の差をグラフ化した際に現れる強い嫌悪感を表す谷を「不気味の谷」と呼ぶ。人間とロボットが生産的に共同作業を行うためには、人間がロボットに対して親近感を持ちうることが不可欠だが、「人間に近い」ロボットは、人間にとってひどく「奇妙」に感じられ、親近感を持てないことから名付けられた。
2000年代初頭のCG作品はまだ発展途上の段階で、人間の感覚でいう不気味の谷に陥るCG技術が、当時最先端と謂われていたのでしょう。
そのため妙にリアルで不気味なCGが世に蔓延り、当時小学生だった今の20代にダイレクトでトラウマを植え付けてしまっていると言えます。
まとめ
今は技術の進歩に伴い、まるで人間と区別のつかないようなリアルなCGが完成されていますね。 不気味の谷現象を脱することができたと言えます。
たまに童心に還ってポピーザぱフォーマーを見てみると、やはり当時のトラウマがよみがえってしまいますがなんとも懐かしい気持ちになるのもまた事実で…
大人になった今、もう一度トラウマアニメーションと向き合ってみてはいかがでしょうか。←
おわり