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まんがれ

21歳フリーターのぽんこつブログ

【アイアムアヒーロー】パニックホラーの金字塔和製ウォーキング・デッド!?

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途中までは和製ウォーキング・デッドと言っても過言ではなかったであろうこちらの作品。2016年には大泉洋を主役に据えて、実写映画化も大ヒットを博しました。

この記事ではウォーキング・デッドとの比較をしつつ原作を通しての感想・ネタバレレビューじゃ!

作品の世界観

主人公である鈴木英雄は売れない漫画家。唯一の趣味は射撃ということもあり、猟銃を所有しているちょっと危ないやつ。ここがウォーキング・デッドとの違いですが、やはりお国柄こういった特殊な設定は致し方ないです。ZQNという所謂ゾンビに感染した人間が大量に発生し、物語はこの鈴木英雄に視点を置いて進んでいきます。また、ZQNだけではなく人間同士(コミュニティ)の争いもあり本家丸パクリやないかい!とツッコミをいれたくなってしまうシーンもしばしば。まあ設定上しょうがないことではありますしこれはこれで面白い作品なので気になりません。あとこの世界の人間たちは感覚がずれているというか…。目の前で人間が死んでも自分が喰われてしまう場面でもリアクションが極端に薄スギィ!!

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これはリアリティを極端に求めすぎなのか、若干違和感があります(笑)

たまにギャグなんかな?って思ってしまうシーンもあったりなかったり。

ですが、このアウトレットモール編までは従来のゾンビパニック同様人間の内なる欲望や汚い部分などがうまく描写されていたのでワクワクしながら読むことができました。

来栖編以降~

正直この来栖編以降若干失速気味な印象です。ウイルスに特定の免疫を持った特異体質の人間が現れ覚醒したり、ZQN全体が一つの集合体であり共通の生命体などなど…。こういったゾンビパニックモノの難点である物語としての収拾がつかない典型というかとっちらかってしまった印象が拭えないです。なんかもうB級SF映画を見せられている感覚。その点ウォーキングデッドは設定だけはブレず荒廃した世界での恋愛観や人間模様だったり、生き残った人間たちでの派閥争いなど読者に「もしこういった世界になったら起こり得るであろう」リアリティをうまく描き込んでいます。アイアムアヒーローは途中まではよかったのですが…。ネタが尽きてしまったのかSF色が強くなってきます。

途中までは和製ウォーキング・デッド!!

途中までは和製ウォーキング・デッドになり得たであろうこの作品。

小田つぐみも登場し、ダブルヒロインに据えてこれから人間模様に厚みが出るであろうと期待しましたが繋ぎ程度の役割であっけなく死亡してしまいました。最新刊で小田つぐみの死が多少物語に関与することになりますが、かませ犬感が拭いきれません。しかし!アウトレットモール編までは確かに和製ウォーキング・デッドと言っても過言ではない良作品です。今後の展開にも期待ですね!